飲食店でのノーショーとは?ホテル・飛行機ではおなじみのノーショーの意味

2019年10月8日コラムノーショーコラム

国の「無断キャンセル対策推進協議会」をはじめ、近ごろ飲食業界にはさまざまな悪質な予約キャンセルを防ぐ仕組みが登場しています。そこでよく目にするのは「ノーショー」という言葉。

私も普通に使っているのですが、はじめの頃には違和感がありました。この記事は飲食店(美容院)におけるノーショーとは、その正体のお話です。

ノーショーは英語でいうNo Show

そもそもノーショー(ノーショウ)は英語ではNo Show、つまり「現れない」という意味があります。

このノーショーですが、英語圏では「ノーショーチャージ」と一つのセットで考えられます。チャージ、つまりノーショー時に料金を請求できる考え方で、アメリカのようなクレジットカード社会においては一般的なものだと言えます。

ノーショーはホテルや飛行機(航空券)で使う言葉

日本語におけるノーショーという言葉は、もともとホテル飛行機のような部屋や席が決まったサービスにおいて使われてきた、業界用語です。意味としては単純に予約していた客がなんの連絡もなく現れないことを指しており、業界ではキャンセル料などを設定して対策しています。

ノーショーが飲食店で使われるようになった背景

ここからは、なぜ飲食店(美容院)でノーショーという言葉が使われるようになったのかについてです。この理由は、飲食店(美容院)が簡単に予約して、訪れられるものになったからではないでしょうか。

昔は顔なじみのお店で飲食をしたり、お店との間に一定の繋がりがありました。しかし、今はなんでもスマホで済ませられる時代です。知りたいことがあってもメニューや料金、場所までスマホひとつで調べられるので、お店の人との付き合いは必要ありません。

付き合いがなければ、責任も感じにくくなってしまいます。つまり、お店に足を運ぶハードルが下がると同時に、ノーショーのハードルまで下がってしまったのではないかと考えられます。もし他にいい店があれば、誰のことを考えることもなく、軽い気持ちでお店を変更できてしまいます。このような気軽さゆえに、ノーショーが起きていると考えることができます。

ノーショーとドタキャンとの違い

私たちのサイトではノーショーを無断キャンセルとも呼び、ドタキャンと一括りに「悪質キャンセル」としています。

これらの違いに触れておくと、ドタキャンは客が予約時間ギリギリになってキャンセルの連絡をいれることで空席が生まれること。ノーショー(無断キャンセル)は連絡もなしに予約客が現れず空席が生まれること。いずれもお店側にとっては押さえておいた時間・席・料理・人手など、大きなダメージを負うことになってしまいます。

これら無断キャンセル被害は計2000億円とも言われています。ノーショーとドタキャンに本質的な違いはなく、多くのお店の頭を悩ませる問題です。

まとめ

ノーショーは本来別業界の考え方で、人付き合いで成り立つような昔の飲食店には程遠かったものだったのですね。便利な飲食店予約サイトが発達したことで新たに生じた社会問題こそが、飲食店ノーショーだと言えます。飲食店を利用する私たちにとっても決して他人事ではないものだと、覚えておいていただければと思います。

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    2019年10月8日ノーショーコラム